島根・出雲市で150年以上続く老舗和菓子屋「坂根屋」沿革や歴史のご紹介
縁結びにご利益がある荘厳な出雲大社のふもと。
「宿禰餅本舗 坂根屋(すくねもちほんぽ さかねや)」は、
明治5年の創業以来、150年余もの歴史を刻む老舗和菓子屋です。
島根県出雲で複数の店舗を展開しており、これまでに銘菓宿禰餅をはじめ、
ぜんざいや季節の和菓子など、様々なお菓子をお作りして参りました。
新たなご縁を築き、より一層人と人との絆を結べますよう、
これからも益々邁進していく所存でございます。
簸川郡今市町にまんじゅう、駄菓子を商う店を興す。
銘菓”宿禰餅”を考案。今市町より、宿禰餅を”代表名物”の指定を受ける。
代表銘菓 ”宿禰餅”
閑院の宮殿下行啓の折り、工芸菓子をお買い上げの栄賜る。第9回全国菓子大博覧会(新潟)にて、銀杯受賞。
昭和天皇陛下御行幸の折り、献上の栄誉を賜る。
昭和天皇陛下御行幸の折り、天覧の栄誉を賜る。
皇太子徳仁親王ご行啓の折り、献上の栄誉を賜る。
新名物 ”出雲ぜんざい餅”
皇太子殿下行啓の折り、献上の栄を賜る。
「ぜんざい発祥の地 いずも」を合言葉に、出雲ぜんざい学会の会員として、ぜんざいによる出雲大社門前のにぎわい創出に力を入れる。
皇太子殿下ご行啓の折り、献上、お買い上げの栄を賜る。
「カフェ&ビストロ あん」オープン。
朝8時半からのモーニング、11時からのランチ、夜は18時半からのフレンチコースまで、一日を通して島根の美味しいをお届け。
Japan Expo Paris 2022へ坂根屋出店。
パリで出雲の和菓子を紹介。
おせきはん・おくろはん・ざっこくはんの販売開始。
坂根屋五代目こと坂根壮一郎です。
このサイトでは、私をはじめ坂根屋の職人並びに製造スタッフ皆で
作っているお菓子の数々をご紹介しています。
お菓子を食べると、人はにっこり笑顔になります。
縁結びで有名な出雲大社のお膝元より、人と人を結びつける笑顔の輪を、
美味しいお菓子を通してお手伝いできたら、と思っています。
「食の安全、安心」への関心が高まる中、坂根屋では、明治5年の創業以来、脈々と保ってきた地域の農家さんとの結びつきを15年前よりさらに強化し、できうる限りの地産地消に努めています。地域の宝である農産物を、信頼をいただく技術と知識を基に絶品のお菓子へと昇華。それが、食の安全、安心に応える事となることはもちろん、さらには商売をさせていただいている地域への恩返しにも繋がると考えております。以下に、坂根屋の使用する原材料の一端をご紹介いたします。
出雲の農家の皆さまが出雲の水と出雲の土で育て上げた粒が大きく、味わいが濃厚な出雲大納言小豆。風味、大きさ、皮の薄さ。どれをとっても質が高く、坂根屋のお菓子作りには欠かせません。
竹炭を与え、自然に近い環境で育てた親鳥が産んだ卵です。卵黄の濃さ、卵白の泡立ちのよさが素晴らしく、濃厚な風味は坂根屋のお菓子の味を支えています。
寒暖の差が大きい奥出雲町産糯米を松江市の製粉業者さんに挽いていただいた餅粉です。白玉粉に比べ粒子が大きいため、餅本来の風味が活き、弾力に個性が出ます。
毎年11月に生産農家さんから仕入れる出雲市乙立町産の有機無農薬栽培の柚子。すりがねを使い、ひとつずつ皮だけを丁寧にすって使用しています。
九州地方でとれた質の良い白ごま。風味豊かで香ばしく、煎ってすり潰すなどの工程を経て一部のお菓子に取り入れています。
坂根屋のお菓子はすべて、ヤマタノオロチ伝説で有名な「斐伊川の伏流水」を使用しています。郷土の偉人「大梶七兵衛」をはじめ、先人たちの弛まぬ努力が守り抜いた美しい景観と出雲の人々の暮らしを支えてきた美味しい水です。