島根県出雲市がぜんざい発祥の地だった⁉⁉

こんにちは!

出雲大社のお土産と言えばぜんざい餅の坂根屋です。


各地にいろいろなぜんざいがありますよね⁈

その、ぜんざいの発祥の地がこの出雲だったとはご存知ですか?

そのことについて今日は、ご紹介しますね。


2007年に弊社の社長を中心とし、出雲大社周辺の新名物を創ろう!という動きがあり祇園物語の文献を紐解くと出雲がぜんざい発祥の地だという事が書かれていることを発見しました。

そして、出雲ぜんざい学会という組織を立ち上げ、出雲ぜんざい運動を起こしたのです。


ぜんざいは、出雲地方の「神在(じんざい)餅」に起因しています。

出雲地方では旧暦の10月に全国から神々が集まり、このとき出雲では「神在祭(かみありさい)」と呼ばれる神事が執り行われています。

そのお祭りの折に振る舞われたのが「神在(じんざい)餅」です。

その「じんざい」が、出雲弁(ずーずー弁)で訛って「ずんざい」さらには「ぜんざい」となって、京都に伝わったと言われています。

「ぜんざい」発祥の地は出雲であるということは、江戸初期の文献、「祇園物語」や「梅村載筆」(林羅山筆:儒学者)、「雲陽誌」にも記されています。


出雲ぜんざい学会


「出雲國に神在もちいと申事あり。京にてぜんざいもちいと申ハ。これを申あやまるにや。10月にハ日本國の諸神ミな出雲國にあつまり玉ふゆへに。神在と申なり。その祭に赤豆をにて汁をおほくし。すこし餅を入まいらせ節々まつり候を。神在もちい申よし。」(祇園物語より抜粋)


なんと、ぜんざいとは出雲弁がなまってずーずー弁でずんざいがぜんざいとなったということなのです。

とても面白いですよね!


坂根屋ではぜんざいの材料を地元産にこだわっております。

小豆は、契約農家から仕入れる出雲産大納言小豆は、風味、大きさ、皮の薄さ、全てにおいて格別です。


紅白のお餅に使用しているのは、寒暖差の大きい奥出雲産糯米で作る餅粉。

白玉粉に比べ粒子が大きいため、餅本来の風味が活き、強い弾力が出ることが特徴です。


出雲ぜんざいに欠かせないのが風味をそっとかき立てる藻塩です。

出雲大社の裏に位置する鵜鷺地区で製塩されている藻塩を使用しております。


ぜひ、一度ご賞味ください。

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大切な方、ハレの日の贈り物としてもおすすめです。

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2022年1月19日更新