「水まんじゅうの粉」の原材料 葛粉とは？
こんにちは！
出雲大社のお土産といえばぜんざい餅の坂根屋です。
坂根屋では夏季限定で水まんじゅうの販売をします。
ひんやりしてつるっとした食感が特徴の水まんじゅうの生地には葛粉が使用されています。
家庭で水まんじゅうが作れる「水まんじゅうの粉」も販売されていますね。
「水まんじゅうの粉」の原材料でもある葛粉について皆さんはご存知ですか？
葛粉は、マメ科のつる性多年草、秋の七草の一つでもあるクズの根から得られるデンプンを精製して作られる食用粉です。
冷めにくく冷えると固まる性質を利用して和菓子や洋菓子の生地や料理のとろみつけの材料などに用いられます。
葛粉は薬効を持ち、体を温め血行をよくするため風邪のひきはじめに飲むと良いとされている葛根湯や胃腸不良の時の民間治療薬として古くから利用されていたそうです。
デンプン質が根に集まる冬が採集の適期で掘り出して泥を落とした根を繊維状に粉砕し真水で洗いその絞り汁をためてデンプンを沈殿させます。
アク抜きと沈殿を数回繰り返し不純物を取り除いて最終的に良質なデンプン部分だけを取り出して日陰干しで乾燥させてできます。
良質な葛粉を作るには手間ひまと根気が必要とされているんですね。
坂根屋では葛を使用した見た目にも涼しい水まんじゅうを夏季限定で販売致します。
店舗のみの販売になります。
ご来店お待ちしております。
※出雲ぜんざい餅 （大社店）は販売しておりません。